ネコの小話
こんにちは、まるちゃんです。
今日は気分を変えてネコの小話を一つ。
私はネコが大好きです。
昔、猫を飼っていました。名前は見たまんまの『シロ』『クロ』『シマ』
すべて公園にいたり、箱に捨てられていたところを拾ってきたネコたちでした。
大きな病気はほとんどしなかったものの、最後は3匹とも病気でご飯が食べられなくなり、ガリガリに痩せていき
お気に入りの場所で息を引き取りました。
その時の思い出に残る出来事がありました。
2匹目の『クロ』の出来事です。
もう椅子から降りることさえほとんど出来ず、ほとんど寝たきりの状態だった時に、自分で元気な時に寝ていた2階へ
階段を上がろうとしていたのです。
「あれ?クロどこいったの?」
「知らない💦」
「あ!階段にいるよ」
クロはちょうど階段の踊り場のところにいて、必死に次の段に前足をかけて登ろうとしていました。けれど、力が入らないのかなんども転げながら、それでも登ろうと頑張っていました。
二階にあげてあげた方が良いのか迷いましたが、今度は降りる時に滑って落ちてくると困るので、一階に連れて帰りました。
それで力を使い果たしたのかわかりません。二度と二階に上がろうとすることはなく、その数日後に旅立っていきました。
元気な時は二階で寝ていましたが、状態が悪くなってから、一度も二階で寝ることはなく、常に一階で面倒をみていましたから、最後に二階に行きたかったのかなぁと後になってから思い、あの時二階に連れて行ってあげればなぁと今でも一抹の後悔をしています。
クロは自分が拾ってきたネコの中で一番反抗的で、撫でようとすれば必ず噛まれていたネコだったのに、状態が悪くなってからはじめて自分に撫でられ、抱っこしても怒らなくなり。
(もちろん、嫌がられるようなことは一切してないのですが…)
ふと、最近ネコの鉢植えを買ったもので
思い出した昔話でした。
それじゃ、またね。
まるちゃんでした。