お医者さんの言葉の重みについて
最近、訳あって
いろいろなお医者さんを観察する機会がありました。
話をちゃんと聞いてくれる先生
はあ、、、問題ないと思いますけど、、、っていう先生
説明が詳しい先生などなど
先生にも個性(キャラクター)が様々なんだなと思ったものでした。
で、一つ感じたのですが
タイトルにもある通り「言葉の重さ」です。
当然のことながら、医師になるためには、難関をいくつも越えてきたはずだし
医療知識の量も一般人のそれとは桁違いでしょう。
ですから、医師が言うことにはとっても重みがあります。
「〇〇でしょう。お薬出しておきますね。」
とか
「〇〇だと思います。様子を見ましょう」
って言われたとき、患者さんが思ったような回答だったならいいですが
え?っていうような時・不満があるときに
どれくらいの人がはたして
「いや、先生!ちょっと待ってください。△△とは考えられませんか?」
とか
「それは違うんじゃないですか?」
なんて言えるんでしょうね。
それを言うと
「いや、言いたいことがあるならはっきり言うべきだ」という意見は
もっともですし、私もそう思います。
ただしね
正しいから言えるというわけでもないでしょ?
髪の毛が薄い人とお話しするときに
「あなた、禿げてますね」っていう人がいない(ごくまれにはいる?)
のとおんなじなのではないかと。
一人の医師には、知識の限度があると思います。(決して非難してるわけ
ではありません。専門家になればなるほど、目線が狭くなって専門外のこと
に詳しくなくなるという意味です。)
ですから、患者さんが訴える症状・状態は教科書通りのものではないかもしれない。
「〇〇だと思います。ただし、こういう可能性もあると思いますので、
希望があれば別の科の詳しい医師・専門家につなぎます。」
って感じで一人一人が医療の窓口となってもらえたらいいのではないか。
事務職によくある
ワンストップサービスなるものはどうだろうか。
すくなくとも、一人の医師が必ず診断~治療方針・薬剤投与まで
を決めなくてはいけないなんて
誰が決めたのかな。わからなければ、わからないでいいんじゃない?
代わりに、横のネットワークであったり詳しい科の情報を
持っているのだから、それを使ったらいいんじゃないかな。
先生に「その可能性もあるよー」って言われるだけで、患者さんは
安心するんじゃない?自分の考えていることをちゃんと聞いてもらえた
わけだから。
かえって混乱するのかな。
もちろん全部素人の考えなので、浅はかかもしれませんが。
今日一生懸命に診察・治療を行われているお医者さんへ感謝・尊敬の念を
示すとともに、最近の思ったことを書きました。
決して、お医者さんを非難しているわけではありませんのでご了承ください。